2025年02月17日
観光庁 「観光DX推進による地域活性化モデル実証事業」公募開始について
観光庁から標記について次のとおりお知らせがありましたので、会員の皆様に共有します。
同庁のページより
人口減少が進む我が国において、国内外との交流や幅広い経済効果をもたらす観光は、地方創生の切り札です。観光庁では、DXの推進が観光地・観光産業における課題の解決につながると考え、令和3年度から先進事例の構築に向けた実証事業等を実施しています。また、令和4年度は、「観光DX推進のあり方に関する検討会」を設置し、観光地・観光産業が抱える課題、解決の方向性、将来ビジョン、ロードマップ等について検討を行い、その結果を取りまとめました。これらの結果を踏まえ、「稼げる地域・稼げる産業」の実現による持続可能な観光地域づくりに向けて観光DXを推進しているところです。
全国の観光地・観光産業において、インバウンドを含め急速に回復する観光需要を着実に取り込み、「稼げる地域・稼げる産業」を実現するためには、DXの推進を通じた観光産業の生産性向上、観光地経営の高度化等による地域全体の消費拡大、誘客・再来訪促進を図る必要があります。しかしながら、未だ観光地・観光産業においてDXの取組は十分に進んでおらず、また、取組を行なっている地域であっても、地域ごとに観光アプリ等の独自サービスを開発し、宿泊事業者等においてはPMS等を独自にカスタマイズするなど、地域間・事業者間での連携が進んでおらず、収益最大化を図れていない状況になっています。
この状況を踏まえ、DXの推進を通じて全国的に「稼げる地域・稼げる産業」を創出することで各地に観光の恩恵を行きわたらせ、地域一体での持続可能な観光地域づくりを達成するため、1.地域活性化の好循環モデル、2.生成AI活用モデル及び3.オープンデータ推進モデルの構築に取り組む以下の事業を募集します。
公募内容
観光地・観光産業におけるDXを推進し、「稼げる地域・稼げる産業」の実現につながる先進モデルを構築するべく、以下の3つのテーマのいずれかに取り組む事業を募集します。なお、3つのテーマについては、重複しての申請も可とします。
1.地域活性化の好循環モデル
2.生成AI活用モデル
3.オープンデータ推進モデル