お知らせ

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の世界的な流行が始まった2020年以降、およそ2年ぶりに、海外24カ国から約50人の参加者を含む、およそ300人が参加する国際会議ICPOC25（25th IUPAC International Conference on Physical Organic Chemistry）が、広島市文化交流会館で、7月10日から15日まで6日間開催されました。ICPOCは物理有機化学分野の研究において国際的に指導的な役割を果たす重要な会議です。広島大学大学院理学研究科所属で学術・社会連携室理事である安倍　学教授が実行委員長で、今回は40年ぶりの日本での開催となりました。当初は2020年に開催される予定であった本会議で、久しぶりに現地で出会う研究者の皆様が再会を喜び合う姿が見られました。

オープニング初日には、参加者向けに抹茶が振舞われ、クルーズ銀河で行われたレセプションも好評でした。会議開催中は、体調管理のための検温器や、消毒用アルコールの設置、また参加者へのマスク着用が徹底されており、COVID-19への対策が十分取られた中、成功裏に終了しました。今後も参加者の健康と安全を考慮しながら、また主催者へのサポートを継続して参ります。