テクニカルビジットのモデル事業を実施しました
9 月11日(水)~ 13 日(金)、国際会議参加者にテクニカルビジットを体験していただくモデル事業を実施しました。テクニカルビジットとは、先進技術を有する企業等の視察のことで、MICE誘致における産業界との連携等を図るとともに、MICEの開催をビジネス交流やイノベーションの機会創造など産業振興につなげるためのプログラムとして広島市と当ビューローが重点的に取組みを進めています。
国際会議「計測自動制御学会年次大会(SICE)」が9 月10 日から13 日まで広島市で開催されました。SICE は台湾・中国・韓国・日本の4 カ国を1 年ごとのローテーションで開催されており、海外からの150 人を含むおよそ600 人の参加がありました。
今回は、会議参加者から希望者を募り、三光電業㈱が運営する「ロボットパークひろしま」、㈱熊平製作所「ショールーム」、オタフクソース㈱が運営する「OKOSTA」、「マツダミュージアム」へ案内しました。
1日目:9月11日(水)
三光電業㈱「ロボットパークひろしま」では先端技術を用いたロボットなどを見学した後、会議参加者と同社のエンジニアが意見交換を行いました。
2日目:9月12日(木)
㈱熊平製作所「ショールーム」では先端技術を用いたセキュリティーシステムなどを見学した後、会議参加者と同社のエンジニアが意見交換を行いました。
11 日12 日両日とも、意見交換の実施により、会議参加者と各企業の方々とのネットワーキングの場を提供できました。
3 日目:9 月13 日(金)
最終日は、「OKOSTA」で広島を代表する食事、お好み焼作りを体験しました。
OKOSTA でのお好み焼体験の後、「マツダミュージアム」では、マツダの歴史や先端技術の展示・組み立てラインなどの見学を行いました。
3 日間をとおし、会議参加者へ各企業の先端技術の見学や企業関係者との交流、また広島ならではの体験をしていただき、参加者の多くから好意的な感想を頂戴しました。
今後も国際会議参加者にモデル事業の実施によりプログラムの改善を図るとともに、新たなテクニカルビジットの受入企業を開拓するなど、テクニカルビジットの開発に努めてまいります。
(MICE推進部)